ご存知ですか?キャッシングの申し込み時には印紙が必要です
印紙は、経済的な取引で発生する利益から税金を徴収する事に目を付けて誕生した流通税です。印紙の歴史は意外に古く、1624年にオランダで誕生した物で、スペインとの独立戦争で財政が貧窮していたオランダの税務職員が発明した物です。日本では1873年(明治6年)、江戸時代からの租税制度を廃止し近代的制度へと変化し始めた時から採用されてきました。
印紙を貼ってある書類は「この契約に関しては税金を納めました」と言う証明になるのです。印紙代は1万円以上~10万円以下でだと00円の印紙、10万円を超え50万円以下だと400円の印紙、100万円を超え500万円以下だと千円の印紙…と契約する金額が高額なれば、印紙代も高額になって行きます。
キャッシングやカードローンの契約も勿論「経済的な取引」となるので、印紙が必要となります。ではこの印紙代、キャッシングやカードローンの契約時は、融資を行う側と融資を受ける側のどちらに支払い義務があるのかと言うと…厳密には、契約に関わる双方に支払い義務があります。ですが印紙の様に双方に支払い義務が発生する税金には「連帯納税義務」と言う物が有り、どちらから一方が払えば、もう一方は支払わなくても良いと言う事になっているので、キャッシングやカードローンの契約に関しては、金融会社側が支払ってくれる事が多い様です。ただ、全ての金融会社が印紙代を請け負うと歌っている訳ではないので、心配な様なら、契約前に確認しておきましょう。